弁護士賠償責任保険について教えて下さい

【ご相談事例】

弁護士賠償責任保険について教えて下さい

【ご回答】

弁護士賠償責任保険とは弁護士が、弁護士業務の遂行に起因して発生した不測の事故について負う法律上の損害賠償責任を補償する保険です。

例えば、

・控訴の依頼を受けていたにもかかわらず、期日内に手続きをとらなかったために、控訴が出来なくなった。

・過去に明確な判例があるにもかかわらず、これを見落としたまま提起した訴訟で敗訴し、依頼人に無用の出費をもたらした。

・各種契約書、遺言状の作成を依頼されたが、その作成に誤りがあり、依頼人等に損害を与えた。

・弁護士事務所の従業員が熱いコーヒーをこぼして依頼人等にやけどを負わせた

などが対象になります。

また、施設危険担保特約を付帯した場合には

・弁護士事務所の看板の落下により通行人がケガをした
・弁護士事務所の床にワックスをかけ過ぎて来訪者が転んでケガをした。

などの対人・対物事故も補償の対象となります。

いずれの場合も保険期間中に日本国内で発生した場合に限ります。
詳しい補償内容、保険料は弊社までお問い合わせ下さい。