もうすぐ更新!今の生命保険を見直したい
日本経済の低迷や、税金等の負担増加により、多くの家庭から生命保険のような固定費用を見直したいと言うご相談を多くいただきます。
正しいポイントをおさえずに生命保険の見直しをしてしまうと、かえって無駄な支払いや保障額の不足ができてしまうこともあります。
ここでは、失敗しない生命保険の見直し手順を5つのポイントにまとめてみました。
1.生命保険の加入目的を明確に
一口に生命保険といってもいろんな加入目的が考えられます。
・万が一の時にご家族の生活を保障するため
・お子様の教育資金を貯めるため
・病気やけがの治療費を保障するため
・病気やけがで働けなくなったときの収入を保障するため…
まずはご家族でどんな時に生命保険の助けが必要かという事を箇条書きにして洗い出すことが大切です。
書き出したものに優先順位を付け、優先順位が高いものから生命保険を手配していくということになります。
ここがずれていると本当に必要な時に頼りにならない生命保険になってしまうこともありますので、まずは加入目的を明確にすると言うことを大切にしてください。
2.加入目的に合った保険の種類を選ぶ
保険の種類といっても、生命保険だけで2,000種類もの保険商品が存在します。
ただし、これらは全て、保険の特徴・性質から以下の3つに分類することが可能です。
・定期保険
・養老保険
・終身保険
この3つの保険のそれぞれの利点・特徴を頭に入れて、目的に合った生命保険を一つ一つ選んでいくことになります。
例えば、教育資金の積み立てであれば、貯蓄性の高い生命保険を。
一定期間の保障をできるだけ安く補うときは定期保険を中心に選択する…
この保険種類を保険会社からの提案ではなく自らが積極的に種類をしっかり選ぶ事が、無駄な保険料を支払わない大きなポイントになってきます。
3.保障額を決める
加入目的・保険種類の次にくるのが「保障額」です。保障額というのは、生命保険で備える金額のことです。
一般にみなさんは社会保険に加入されていますが、例えば、厚生年金に入られているケースでは、万が一のことがあった場合、遺族の方には遺族厚生年金というかたちで公的年金が支給されます。
これはいわば国がかけてくれている生命保険のようなものですから、必要な保障額からこの国から支給される金額を差し引くという考え方が重要になります。
例えば、必要補償額の総額が8,000万円で、国からの公的な補助が3,500万円あるケースでは、この差額の4,500万円が生命保険で必要な保障額という計算になります。
4.保険期間を決める
「もうすぐ更新がくるので保険を見直したい」というケースでは、保険の加入時に自分で保険期間を決めていないという方が多いです。
それは大手の生命保険会社が10年単位の生命保険を販売していることが非常に多いからです。
例えば、お子様が自立するまでの生命保険の保障を考える場合、お子様が独立される22才まで、お子様が0才であれば、22年間で、生命保険の期間を考えることになります。
これを10年タイプで加入してしまうと、当然お子様が10才の時に更新となって保険料も上がってしまうということになってしまいます。
5.最後に保険料を決める
保険期間まで決まったら、最後に保険料を決めます。
よくある保険では「月々○万円プラン」とか「月々○千円~」などのように毎月の保険料から入ってしまうタイプが多いように思います。
その結果、保険の期間・額・種類、そして一番大切な加入目的の根拠が非常に薄くなってしまいます。
そのため、数年後に生命保険の大きな見直しを余儀なくされるというケースが多いのです。
プロの保険アドバイザーをご紹介します
実際にここまでの決定を行うには、将来にわたるリスクの把握や必要な保障額の算出、適材適所の保険の選び方など、幅広い専門知識が必要となります。
私たちがおすすめしたいのは、保険・ライフプランニングに強いファイナンシャルプランナーの無料相談を活用されることです。
ファイナンシャルプランナーは国家資格を持つ金融の専門家です。お客様の収入と支出を明らかにした上で、必要な保障額の算出や保険の最適化のお手伝いをしてくれます。
もし、お知り合いやお友達に信頼できるファイナンシャルプランナーの資格をお持ちの方がいらっしゃれば、その方にご相談されるのが一番ですが、そうでない場合は、ファイナンシャルプランナーをできれば2名ないしは3名の方にご相談ください。
その中で一番ご自身にあった人生設計をしてくれる方を選ぶということが生命保険を見直す上で大きなポイントになると思います。
弊社ではキャリア10年以上、日本全国の保険専門のトップファイナンシャルプランナーをご紹介しています。
まずは、信頼できるプランナーかどうかを実際にご相談いただいて、ご自身で見定めていただければと思います。
もちろんご相談料は一切いただいておりません。また、無理な売り込み・勧誘は一切ございませんので、安心してご相談ください。
皆様の生命保険の見直しにぜひご活用いただければと思います。